四柱推命 天干星(変通星)の見方
四柱推命スクール 初級

天干星

 四柱推命の占い方は十一種類の天干星(変通星)と十二種類の地支星(十二運)を使う。流派によって天干星を変通星と言い、地支星を十二運という。

 十一種類の天干星とは、比肩、劫財、敗財、傷官、食神、正財、偏財、正官、偏官、印綬、偏印の事を言う。 流派によっては敗財がない。その場合は劫財と敗財を同じ星として見ている。

高木乗、安田靖の流れを組む我が流派は、劫財と敗財を分けて判断している。
 天干星は年柱、月柱及び時柱に付く。各柱に持つ天干星の力量は、年柱が20%、月柱が50%、時柱が30%である。 日柱は自分自身の宿命や配偶者、そして初年期の運勢を表す。年柱は祖父母を表し壮年期の運勢を表す。また生まれてから親元を離れるまでの期間を年柱で見る事もある。 月柱は父母や兄弟姉妹を表し中年期の運勢を表す。時柱は子孫を表し老後の運勢を表している。

 それから、天干星は社会的に活動する力、エネルギー、そして性格等の働きを表している。ちなみに地支星は人間の内面的な生命力、運命力等を表している。 では天干星の内容を説明する。この中で最も重きを置くのは月柱の天干星(月干星)である。
年柱 壮年期 51~65才位  祖父母を表す        天干星全体の20%
月柱 中年期 31~50才位  父母、兄弟姉妹を表す  天干星全体の50%
日柱 初年期 1~30才位  私と配偶者を表す
時柱 晩年期 65才~他界  子孫を表す         天干星全体の30%

※右記の年齢は目安である。正確には大運で判断する事。
比肩  劫財・敗財  食神  傷官  偏財

正財  偏官  正官  偏印  印綬